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株式会社南伊勢マリンバイオは2020年4月 三重県南伊勢町にスジアオノリの陸上養殖工場として誕生しました。スジアオノリは他の海面養殖の海苔(黒海苔、アオサ)と同じように海水温の上昇、栄養源の不足から近年、生産量が激減しています。こうした背景からスジアオノリの陸上養殖が進みつつありますが、私どもは海面養殖から陸上養殖への養殖方法の変更だけにとどまらず、陸上で養殖することの利点を生かして、”冷風乾燥による香り・色差計の管理による色彩・塩分を控えたノリの味”でトリプルAの品質を目指すとともに、食品メーカーに原料を供給するサプライヤーとしての工場運営を基本に掲げています。

最盛期には年間150トン以上出荷されていたと言われる天然スジアオノリも、近年では国内生産量が30~40トンまで激減しております。収穫量が減少したことで価格が高騰し、食品メーカーなどでは代替品、或いは輸入品へのシフトが始まっています。地下海水を用いることで、安定した生産量が見込まれる私ども陸上養殖ノリがある程度流通することで、国産品の価格が安定し、ユーザーのスジアオノリ離れが防止できる一躍を担えれば、海面養殖関係者の方々とともに香りの良いスジアオノリ文化を守っていけるのではと考えています。

2020年4月24日の竣工後、本年8月31日までに藻類研究者の方・スジアオノリを取り扱われている方・陸上養殖同業の方など、200名を超える見学者の方に現地へお越しいただきました。遠方のところありがとうございました。
高品質のスジアオノリの生産継続を目指して、頑張ってまいります。今後も皆様の叱咤激励とご支援のほど、よろしくお願いします。

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